**『Hela:ちいさなねずみと魔法の森』(Hela: of Mice & Magic)のデジタル版価格は公表されていない。**Steamでは価格が空欄のまま「近日中に公開予定」と表示され、PlayStation、Xbox、Nintendoの各ページも数字のない日付だけを載せている。存在する価格はパッケージ版のHarmony Editionのもので、市場ごとに違う金額で売られている。

価格の状況は、この分かれ方でほぼ尽きる。引用できる単一の数字はなく、どこでも通用するドル建ての額もなく、為替換算で店頭価格を再現することもできない。小売の表示はそれぞれ地域の判断で、デジタルストアはその判断をまだ公開していない。

価格があるもの、ないもの

版価格の状況
デジタル、PC(Steam、Epic Games Store、Xbox PCアプリ)未発表
デジタル、PlayStation 5未発表
デジタル、Xbox Series X|S未発表
デジタル、Nintendo Switch 2未発表
パッケージ版、PS5 / Series X / Switch 2地域ごとに設定

数字があるのはパッケージ版だけで、その数字は小売店ごとに特定の市場と特定の機種に結びついている。一律に適用される希望小売価格ではないので、別の地域の金額を推し量るために上下させられない。

地域別の一覧

市場機種価格通貨
ユーロ圏Xbox Series X€39.99EUR
ポーランドPlayStation 5149,99 złPLN
スウェーデンPlayStation 5、Switch 2379 krSEK
カナダPlayStation 5$49.99 CADCAD
日本パッケージ版4,400円JPY

列を上から読むと、数字は場当たり的に見える。地域の価格として読めば普通だ。どれも換算して共通の額に合わせるのではなく、同じ棚に並ぶ他のパッケージ作品の隣で、その市場の見慣れた位置に収まるように決められている。

換算が合わない理由

€39.99をズウォティ、クローナ、カナダドル、円に直しても、表示されている額にはならない。この差は誤りではない。欧州の小売価格は現地の税と棚の慣習に従い、各販売店はその国の買い物客に正しく読める数字を置く。

税の扱いも一部を占める。日本の4,400円は税込表示なので、棚の価格と支払う額が同じ数字になる。税抜きで表示する店では、レジで合計が変わる。2つの地域の差が、税抜きの額から受ける印象より大きく見えるのはそのためだ。

為替の動きももう一方の要素になる。ある市場のために一度決めた価格は、為替が動くたびに動くわけではないので、表示が書かれた時点と1本売れる時点の間で、2つの地域の関係は少しずつずれる。パッケージ製品では普通のことで、物理リリースで単一の世界共通価格がほとんど使われない理由の1つでもある。

日本、パッケージには価格があり、デジタルは未定

2つの線が最もはっきり分かれるのが日本だ。パッケージ版は現地販売元を通じて4,400円、税込の価格が公表されている。同じ地域のデジタル版価格は決まっておらず、ダウンロードを探す日本の買い物客は、箱に数字があっても手がかりを持たない。

この差は、両者が別の主体によって別の日程で決められることから生まれる。箱の価格は物理流通の側が決める。在庫を製造して出荷する前に数字が要るからだ。デジタルの価格は各プラットフォームのストアが決め、発売のずっと近くまで設定できる。

XboxとPCではGame Passが問いを変える

Xbox Series X|SとPCでは、価格の問いが一部、サブスクリプションの問いに置き換わる。ゲームは初日からGame Passに入るので、加入者はコピーを買わずに、価格の発表を待たずに発売日から遊べる。

無料になるわけではない。費用が購入ではなく購読になり、それが当てはまるのはこの2つの機種だけだ。PlayStation 5とSwitch 2にはゲームを載せる同種のサービスがないので、そちらの買い物客は、価格が発表された時点で公表価格に向き合うことになる。

2つの経路を比べる人は、ゲームがいくらになりそうかではなく、すでに払っている額を比べるべきだ。サービスを続けるつもりの加入者は、12月1日に追加で払うものが何もない。このゲームのためだけに入る人は、一度きりの額ではなく継続的な料金を払う。

パッケージ価格に含まれるもの

Harmony Editionの価格はゲームだけをカバーしていない。箱にはディスクまたはカード、高級仕様の箱、デジタルサウンドトラック、地図入りの両面ポスター、48ページのソフトカバー画集『The Heart of Hela』が入る。数量限定で指定小売店を通じて売られるため、国だけでなく店の間でも金額が違う。

同梱物の一覧は、3機種でも、この版を扱うすべての店でも同じだ。変わるのは価格と配送条件だけ。2つの店を比べる買い物客は、製品の2つの版ではなく、同じ5点を2つの価格で比べている。

入手性も変わる。この版を扱う店がない市場では、いくら出してもパッケージという選択肢がなく、そこに住む人は既定でデジタル版に向き合う。上の5つの数字は、金額を明示した小売店が公表したもので、デジタル版が届く国の数より少ない。

発売前に価格を読む

比べ方を正直に保つルールは2つある。1つ目は、パッケージ価格はデジタル価格ではないということ。両者は別の主体が決めるので、ある地域の箱の数字は、別の地域のダウンロードについて何も語らない。2つ目は、地域の額は換算した額ではないということ。換算すれば、どの店も請求しない数字が出てくる。

デジタルの表示が埋まるまでは、確かなのはパッケージ版がユーロ圏39.99ユーロ、ポーランド149,99ズウォティ、スウェーデン379クローナ、カナダ49.99カナダドル、日本4,400円であることだけ。価格の残りはまだ開いている。